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院長ブログ 親知らず

【症例報告】親知らずの移植ってご存知ですか?

 本日は『移植』について報告させていただきます。

患者さんは右の下のブリッジ(歯の抜けてしまった所を補うためにその両隣の歯を削って橋渡しするようにつなげるように被せをおこなうこと)

が外れてしまったために来院されました。




 ↑↑矢印の上の部分がブリッジです。

外れているのは右側の歯で、左側はまだついている状態でした。

患者さんはこのブリッジのやり変えを希望されましたが、ブリッジの咬み合わせの状態も悪く、

やり変えたとしても将来的に良い結果にならないことを説明させていただいたうえで、

円で囲んだ使っていない親知らずを白い矢印の位置に移植することを提案させていただきました。

『移植』を選択した理由

①右奥の歯が斜めに倒れているため噛む力がかかるとさらに傾斜していく可能性がある。そしてまたブリッジが外れる。

②右奥の歯が斜めに倒れているため繋げた後に清掃が困難で歯槽膿漏のリスクが高くなる。

③食事の際には問題ないが親知らずは『歯ぎしり』の邪魔をして他の歯に問題を起こす可能性があるため当院では抜くことを推奨している。

等々…

挙げればきりがないのですが、様々な理由から『移植』を選択させていただきました。



ブリッジを外したところです。

白い矢印の所に『移植』をしていきます。



白い矢印の所に上に植わっていた親知らずが『移植』されているところです。


↑↑『移植』直後のレントゲン写真です。

白い被せのある左奥の歯は『親知らず』なので、抜くことを提案させていただきましたが、

『移植』について不安がおありのようでしたので、

もし『移植』が上手くいかなかったとしても前と同じブリッジのやり変えが可能なようにひとまず残させていただきました。


↑↑『移植』して一ヶ月後のレントゲン写真です。

周りに骨もできてきて最初はグラグラしていたものがしっかりしてきました。

現在は『移植』した歯の周りにもっともっとしっかりと骨が出来てくるのを待っているところです。

数ヶ月後には噛めるようなしっかりとした被せをいれられる予定です。

皆さんは『移植』についてどのようなイメージをお持ちでしょうか?

①聞いたこともない

②本当に上手くいくのか不安

③痛そう

④費用がかかりそう
いろいろあると思いますが、もしお口の中に『移植』可能な『親知らず』があるのなら

インプラントや、ブリッジを選択する前に一考されてみてはいかがでしょうか?

インプラントほどの成功率とはいきませんが、条件さえしっかり満たせば成功率はかなり高いと思います。

痛そうなイメージもあるかとは思いますが歯を抜くのとなんら変わりないのでそれほどではないように思います。

費用は高額なインプラント治療と異なり保険の範囲内でできます。

両側の歯を削って被せるデメリットをとってでも行うブリッジ、高額なインプラント、そして『移植』メリットは高いと思います。

興味あるかたは是非一度ご相談ください。

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